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彼女がその名を知らない鳥たち

彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)

これはぜひ読んで頂きたい文庫の一つですね。・・・・・ってか、読んだ人の感想を聞きたい。

はっきり言いますね。「不快感、極まりないストーリー」です。

九月が永遠に続けば
を新幹線に乗る前に、慌てて手に取ったんですが、これが以外と面白かった・・・・・なので、もう一冊読んでみようかなぁ~的なノリでさらに新幹線に乗る前に手に取った本なんですが・・・・・・これが正直、さらに面白かった。面白かったというより、最後の幕引きが、どこか何かを引きずる感じ。”小説(物語)” と解っていながらここまでリアリティな本は滅多にお目に掛かれないし、登場人物も何か誰かを連想させるような、、、、、そんな本です。

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風は山河より

風は山河より〈1〉 (新潮文庫)

ようやくお借りした(すでに頂いた?)本を読み終わりました・・・・・「風は山河より」。これは三代続く、菅沼一族の歴史とその人物、菅沼定則・定村・定盈の三代男の生きざまを描いた全六巻。読みだしたら止まりません・・・・・・でもですね、なんで日本の男児って一文字親の名前を継ぐんですかね、、、、、非常に分かりにくい(爆)さらに通り名(菅沼家の場合は”新八郎”)は皆同じ名前だし。(襲名は今でも歌舞伎なんかで名残がありますよね~)ようするに、祖父と父と孫が三人一緒に居る時に、「おい、新八郎っ!」って呼んだら三人が同時に振り向く訳ですよ。誰が誰だか睡魔と先に進みたい気持ちと格闘させながら読んでると、、、、、最後は何が何だか分からなくなって、布団の上で寝落ち(?)してしまいます。次の日はまたかなり遡った場所から読んでる自分、、、、、まぁそれはどうでもいっか。

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ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論

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同じ福岡県出身の漫画家、小林よりのりさんが書いた 「天皇論」。

この方の漫画は現代社会の問題を風刺し、そこに鋭い視点と感性、積み重ねた調査と行動を元に執筆され 『たかが漫画、されど漫画』 その辺の政治家や研究者の方が書かれた本より数十倍も内容の濃い、読み応えのある漫画です。漫画と言えば漫画、しかしその域は普通の漫画に比べて遥か彼方に越えております(笑) 『おぼっちゃま君』 と言われれば覚えのある方もいらっしゃるでしょうが、自分は小学校の高学年で小林さんの書かれたおぼっちゃま君を皆で回し読みしてゲラゲラ笑ってた記憶があります。オウム事件の時は真相に近いことを漫画にして、教団から暗殺されかかったという恐ろしい過去を持たれる方・・・・・・・・命を賭けた漫画家さんですね。

20歳を過ぎた頃は 『ゴーマニズム宣言(略して”ゴー宣”)』 を片っぱしから読み漁り・・・・・最後に「ごーまんかましてよかですか?(博多弁で”傲慢なことを言わせて頂いていいですか?”)」 との後から続く最後の〆のセリフに何度、心を打たれ何度カルチャーショックを受け、何度笑わせて頂いたのか覚えていません(笑)

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金運が強くなる50の小さな習慣

金運が強くなる50の小さな習慣 (PHP文庫)

これ友達にお借りした本なんですが・・・・・・すごいですよ。

内容は「50の習慣」が書いてあるんですが多分、15分程度で読めます。

問題はどれだけ身に付くかでしょうか??

今までお金に関する、そこそこたくさんの本を読んで来て・・・これが一番筋が通っててその解説、「なぜそうなるのか?」が簡単で(笑)分かり易かった~!なによりも一番目を引いたのが尊敬する人に教えて頂いた事がかなり被って書いてありますので読んでて楽しかったです!

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いつまでも、いつまでもお元気で

いつまでも、いつまでもお元気で―特攻隊員たちが遺した最後の言葉

最初に書いておかなければいけないのは、この本は戦争や特攻に対しての賛否や評論の本ではございません。載っているのは若くして守りたいものの為に自らの命を犠牲にした若者たちの最後の手紙のみ。ただ純粋に、守りたいものの未来を思ってそれぞれが遺してくれた手紙です。

もちろん、今の自分達にはこの方々の本心は半分も、いえ恐らく1%もはかり知れません。何故なら想像だけをいくら膨らませても実際に行動をされた方とは天と地の違いがあります。

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