- 2013-07-17 (水) 18:42
- 読書レビュー
戦後60年以上経ちましたが、現在、さまざまな「心の問題」がなぜ起こっているのでしょうか。日本人は真面目です。与えられた状況の中で必死に耐えながらコツコツと生きていこうとします。それは美徳であり、素晴らしいことです。でも、そろそろ限界ではありませんか。日本人本来のあり方を知ればもっと楽になれると思いますよ。神主さんになったアナウンサー、「阪神・淡路大震災」で第一報を伝えた著者のスローライフ・メッセージ。
すごくお薦めの本です。読んでいて感動しますし、勇気ももらえます。
この本の著者、宮田修さんは元NHKのエグゼクティブアナウンサーから神職をめざして今は神主としてご奉仕されている、少し変わった(?)経歴の持ち主。
ですが、それがかえって現実味をおびているというか広い視野と経験をもたれ、そこから「なぜ神職を目指したのか」「神道はこれからどう生きてくるのか」 に納得というか、説得力があるというか・・・・・・・
「こころを楽にする生き方」とありますが、読んでみると何か大切なことに気づかせてくれる本。決して心を楽にするHow To 本ではありませんが、読み終えたあとの心の爽快感とジワッと湧きでてくる感謝はことばにあわらせません・・・・・・・・・・神道に興味がある方や、日本が好きな方などが具体的に確認できる本。またそうでない方も自分の人生や考え方を肉づけする為にも一読の価値がある本だと思います!!!
・・・・・・・・・・・・で、読み終わったあと・・・・・・・・あれ、不思議と楽になってたりする(笑)
評価:4.5(5点満点)
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