- 2013-01-05 (土) 2:47
- 読書レビュー
小気味よく流れていくストーリーの中で、なさそうでありそうでない、多田と行天の個性がキラリと光る作品です。
本屋で時間つぶそうと立ち見してて、面白かったのでそのまま購入。
「そういえば、最近面白い本がないなぁ~」
と思われる方なら、ちょっとお奨め。気分転換には丁度良い本。
正直、北方謙三さんのように、「血湧き肉踊る」ことはございません。浅田次郎さんのように「心にジワッ」と沁みることもなく、司馬遼太郎さんのように「思わず引き込まれる」臨場感も・・・・・なし。
「えぇぇえーーーこれで直木賞受賞なの??」
と文句も言いたくなりますが、AKBがCD売り上げランキングを独占している今、この辺りは仕方ないんじゃないかと・・・・・・・・まぁでも、紹介できるぐらいは楽しめました。5点満点中、平均が2.5点とすると、ぎりぎり3点になるか、ならないかの本ですが・・・・・過剰な期待がなければ、3点といったところです。
評価:2.9 (5点満点)
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
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