神様のカルテ

へへへっ・・・・調子に乗ってもう一冊。村のある方より薦められた、『神様のカルテ』・・・・お手隙の時にどうぞ。

まぁ、最初の設定時に「？」がついてしまう訳ですが、ここで受け入れられない方は読むのをお薦めしません（笑）自分は少々興味があって、『ほぉ～そうきましたか・・・』『おぉ、意外と専門知識が多くて面白いやん』『テンポ良いなぁ～この話・・・・』『・・・・・・・か、感動したっ！』 こんな流れの感じでした（笑）

意外と病院関係の方が読んだらさらに面白いかもですね～でも、日常を本にしたらホントにこんな感じになるのかな・・・？？いやいや、やっぱり本だから面白いのか。

ストーリーは、ある先生と奥さん、その仲間達との日常を描いた作品ですが、これがなかなか、個性ある面々で、「有り得ねぇ～」と苦笑いしつつも、いつしか引き込まれます。

そのまま、ラストまで行っちゃうんですがストーリーが一つ一つ切れている中でも連続してるから、何時の間にやら自分もその病院の先生の一人になっちゃう感じ。いちいち人の描写が面白く、思わず主人公目線に引き込まれます。最後は・・・・なんつーか、内容は全然違いますが、『ALWAYS 三丁目の夕日』を彷彿とさせる感情と申しますか・・・・・・

古き良き日本人の根底にある、あたたかさと純粋さをそのまま受けた感じ。ただし、ちょっと「作り込んだ、練り込んだ作品」・・・・というより、「作り込み過ぎ、練り込み過ぎた作品」という点では評価が別れそうかなぁ～自分は嫌いじゃないけど。

新幹線に乗って、博多から岡山に行くぐらいに読むのが丁度良い本（笑）

神様のカルテ (小学館文庫)

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