朝っぱらからユースホステルでフランスパン、クロワッサン、コカ・コーラ、ゆで卵を食い放題ーーーーーー!!!これがユースホステルの魅力の一つです、はい。(もちろん、食べきれない分は思いっきりバックに詰めてやりましたよっ!)
今ではお気に入りの乗り物、『メトロ』でアンブァリッドに直行、まずはいつものコースで余計な荷物を置くためにホテルの予約。
『アンブァリッド』・・・・。
中世の 『ナイト』 が存在していた時代の鎧や兜。おびただしい軍事兵器とそこから学べるフランスの歴史。そして・・・何より楽しみにしていた 『ナポレオンの墓』!!いや~写真と日記見るだけでも懐かしです!!とにかく何もする事がない自分は一時間以上もそこにへばりついておりました~
歴史好きの自分には垂涎ものです・・・
びっくりしたのは・・・・『ナポレオン』の棺の小ささ。
(ナポレオン・・・ちっちゃ。)
そしてとどめが、
『ナポレオンの愛馬』 の剥製。
お尻にナポレオンの頭文字、 『N』 の刻印がしてあってめちゃくちゃかわいい!!(爆)分かります?この興奮が!!三国志で言うなら趙雲が乗っていた馬ですよ!!関羽が振り回していた青龍偃月刀が目の前にあるようなものですよ?!ご機嫌な自分は帰り道でパン屋(よく屋台で店の前に出してある)でチーズパイを買い、食べながら街を散策。
その場であっためて貰える、あつあつのパイをガブッと噛めばこれまたあつあつのチーズがトロリと出てくる・・・・めちゃくちゃ美味い!!外見は 『東洋の若いホームレス』 ですが、気分は完全に 『パリジャン』 ですよ、もう。
意気揚々とホテルに引き上げる。
さて、寝るまでに時間が十二分にある。(まだ16時くらい)こんな事もあろうかと日本から持ってきた小説を2~3時間、読み漁り(なんか重いと思ってたら何を入れたのか小説の単行本、9冊もカバンに入ってました・・・マジでバカですよ、ホントに・・・・・)さて、ゆっくり荷物の整理でもしてシャワーを浴びて寝る支度でも・・・・・・・
「・・△□×・・kロ×△・・・・××□△○×・・・・」
・・・・・うるさい。
「・・××・・kc、jwbjt4jロ×△・・・・×gcwj@×□khsj△○×・・・・!!!!」
・・・・・隣の部屋のTVの音がかなりうるさい。
でも怖いし、誰にどう文句を言っていいのか分からずこんな時には一番有効な古来より受け継がれる日本人独特の常套手段。・・・・「ジッと我慢」
(まぁいいや。今日は歩き疲れた・・・・さっさと寝よう・・・・・・)
とベットに入れば、今度はびっくりするような大声で同じく隣から
「・・kふぉmgf・・・kロkr!!!・・・・ふぁおjkvw!!・・・・・・家jktgg間g後毛kdfjmsぢおj!!!!」
なんと??これは、まさかの、夫婦喧嘩が勃発!!!
(あのぉ~・・・めちゃくちゃ、怖いんですけど・・・・・・)
みなさん、ちょっと想像してみて下さいね~
老夫婦?が怒鳴りあいの罵り合いの本気喧嘩ですよ?!しかも、聞きなれない 『フランス語』 で!いやぁ~聞きなれない分、怖いですよ・・・・・・TVじゃないんですから。
安ホテルの、薄い壁一枚へだてた隣での真剣勝負ですよ?!
いやぁ~冗談抜きで怖いですって・・・・
ここはひとつ、日本人特有の我慢寸前の精一杯の抵抗、「かなり大げさなセキ払い」・・・・いや、やっぱり無駄な抵抗でした。はじめての外国ではじめての恐怖体験・・・・・・2時間は軽く過ぎたでしょうか。布団を頭からかぶってたチキンな管理人は心と体をこわばらせつつ、、、、いつしか夢の中でした・・・・・。
・・・・・続く。
- Newer: ヨーロッパ放浪記6 フランス・パリ→リヨン編
- Older: ヨーロッパ放浪記4 フランス・パリ編 ①
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバックURL
- http://www.murakumo-shiki.com/2009/05/26/post_101.html/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- ヨーロッパ放浪記5 フランス・パリ編 ② from 村雲式